2001.5.17 更新
ついに!ついにこの時がやってまいりました!
ゲームキューブ用ソフト
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』 発表です!
ファンのみなさんには、大変長らくおまたせしました。
スマブラのディレクター、ハル研究所の桜井 政博です。
2001年5月17日、このページがアップされたころ、
私はロスアンジェルスにいると思います。
(ページのアップは、任天堂のかたとハル研スタッフにまかせています。)
ここで行われる「E3」において、
はじめてゲームキューブ版スマブラが公開されるのです。
そして7月7日、私は『速報スマブラ拳!!』を始動し、
任天堂ホームページ上でサービスしようと思っています。
これは、インターネットによって、開発現場からの
直送情報を送ろうという試みです。
ふつう企業ヒミツになろうところを、どんどんと紹介してしまおうという
えらい人が真っ青になりそうな企画です。
公開までしばらくお時間をいただきますが、
気長にお待ちくださいませ。
最初に「スマブラをゲームキューブで」やることを人に明らかにしたのは、
99年のE3、アメリカでのことでした。
作った企画書の日付は、同年7月5日。
以後、よそには「スマブラなんて作っていないよ」と言いつつも、
水面下で開発を進めました。
ゲームキューブの開発機材なんて影もカタチもなかった頃ですから、
企画先行で、最初はひとりでコツコツと進めました。
(『スマブラ拳!!』も同時に進めてましたね。)
そして2001年5月現在、スタッフは
細かい出入りはありますが50人を越え、
一期一会とも思えるかかわりを含めると100人以上の人が
このプロジェクトに介在しています。
その誰もが、このゲームがつまらないゲームであってほしいと
思っているわけはないのです。
私は燃えています。
ユーザーの期待は大きいと。
ゲームキューブという新しいハードの未来に
少しでも貢献できるのではないかと。
さまざまな人がかかわり、さまざまな人が育てたキャラを
一手にあずかる、やりがいのある仕事だと。
あらゆる意味で、これほどの規模の企画を立てるのは
最後ではないかと。
とにかく、がんばっています。
HPの本公開までおまたせしてスミマセンが、
いろいろと映像を貼り付けておきます。
本当にこのクオリティでスマブラが遊べるんです!
【 画面は開発中のものです/1枚だけはレンダリング画像です】
・・・あ、いちおう最初に断っておきますが、
今回は「カメラモード」実装予定です。
対戦中に好きなようにカメラをうごかして、
上のようにある部分をズームしたような
ショットも撮ることができますよ。
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