以前、「タイム制」「ストック制」「コイン制」のほかに
もう1つの対戦モードがあるかもしれないが、
カットになる恐れもあるとの話を
ここでしたことがあります。
が、なんとか入れることができました。
その名も「評価制バトル」。
これで対戦ルールは4種類です。
(正確には、スペシャル乱闘の「体力制」を入れて5種ですが)
はっきり言って、この評価制バトルは、
さまざまなアクションゲームの中でも異質中の異質と言える
ルールなので、外伝的にとらえたほうがいいと思います。
企画した私でさえ、これを極めるとどういう攻防が
おこなわれるのか、まだ見当がつきません。
・・・
前回の1人用モードには「スペシャルボーナス」と
いうものがありました。これはスマブラ独特のルールです。

▲このいっぱいついてるやつ。
要は、バトルの最中にどんな行動をとったかによって、
得点が計上されるというものなのですが、
これ「だけ」を使って得点を競うのが、評価制バトルです!!

▲まずは普通に制限時間を戦う!

▲そして結果表示。各プレイヤーにいっぱいボーナスが・・・
落とした数なども得点として入りますが、
それ以上にスペシャルボーナスをいかに
取っていくかが重要です。
たとえば、以下のようなボーナスがあります。
・背後攻撃が多い |
相手を後ろから攻撃した数が多かった |
・メテオスマッシュ |
メテオ攻撃(下方向にふっとぶ攻撃)でとどめを刺した |
・命中率が高い |
それなりに攻撃しつつ、攻撃をあまり空振りにしなかった |
・手数が多い |
1分間に60回以上攻撃していた |
・つかみをよく失敗 |
つかみ、ダッシュつかみの失敗率が40%以上だった |
・必ず空中ジャンプ |
ジャンプ後にかならず空中ジャンプをしていた |
・撃墜魔人 |
撃墜数が激しく多かった |
ボーナスの種類はなんと数百種類。
通常の(他のルールの)対戦中も、その対戦で自分が獲得した
ボーナスの種類を見て楽しむことはできます。
また、今まで獲得することができたボーナスは、
別のところにデータとして残っていき、その条件とともに
見て確認することができます。

▲こんな風に。
凝りすぎてごめんなさい。
このルールはなんとなく麻雀に似てますね。
戦いのさなかで役を作っていくという。
プレイしている最中に、
「たべものひとりじめ!」
「空中攻撃全種類!」
などと叫びながらプレイするのがGoodです。
指先だけでは勝ち抜けませんよ。
2001.11.9 更新
ところで、私うっかりしていました。
今まで、1人ゲームのレギュラー戦、
『シンプル』と『アドベンチャー』について、まったく紹介して
なかったんですね。失礼失礼。
このままでは紹介しきれない、ということで、
今回と次回を2本立てでお送りします。
今回は『シンプル』、次回は『アドベンチャー』について
ご紹介します。
基本的に、前作の1人用ゲームを踏襲したモードです。
が、それよりもすこし短めになっています。
だいたい10分〜15分ぐらいで、さっぱりと遊べます。
また、ステージごとの対戦者の選択は
ランダムになりました。

▲イントロで向き合う対戦者。
全11面構成。
1対1の戦いがメインですが、チームバトルがあったり、
ジャイアント化している敵を倒したりするステージもあります。

▲基本的には出てきた敵を倒すゲーム。
わかりやすいでしょう?
途中、ボーナスステージが3種類はさまっています。

▲こわせったらこわせ。
普通に「競技場」で遊べる「ターゲットをこわせ!」ですが、
前作同様、ボーナスステージとして登場してきます。

▲二兎を追いつつ三兎をも獲るか??
上からなんらかのフィギュアが落下してきます。
うまく攻撃してはじき、カゴに入れたら
そのフィギュアをゲット!
3つ落ちてきますが、自分が獲得していないフィギュアに
集中したほうがいいと思いますよ・・・。

▲近い出口に入るだけでは、無意味ってもんです。
ながーいルートに出口が点在しています。
制限時間内に、なるべく遠くの出口をめざして
突き進む面です。
なるべく遠くにいけばいくほど、多くのボーナスと
多くのフィギュア獲得用コインがもらえます。
もちろん、制限時間内に出口に入らなければ、
なにももらえません。
ところで、『フィギュポン』で使う、つまりフィギュアを
獲得するためのコインは、
基本的に遊べば遊ぶほど増えていきます。
1人用でも対戦でも、とにかく遊べば増えていくんですね。
たくさんの人で遊んだほうが、当然貯まりやすいです。
で、今回の「レギュラー戦」、イジワルなことに
コンティニューにはフィギュアのコインが
必要なのです。

▲コンティニューには先立つものが必要。
コインはフィギュアのパワーです。
難易度などに応じて、コンティニューに必要な
コインの枚数は変わってきますので、
ご注意下さい。
なお、レギュラー戦は、難易度が5段階で調整可能です。
しかし、ふつうに言う[VERY EASY]〜[VERY HARD]
とはすこし違います・・・
[VERY EASY]
|
・・・ 初心者にもやさしい |
[EASY]
|
・・・ 普通ながらすこしカンタン |
[NORMAL]
|
・・・ 普通ながらすこしムズカシイ |
[HARD]
|
・・・ ムズカシイ |
[VERY HARD]
|
・・・ やりこみ人か物好き専用 |
[VERY EASY]にすると、初心者にもやさしい
難易度になりますので、
アクションゲームが苦手なかたにも
導入口として安心してオススメできます。
自滅にだけは、要注意。
逆に、難しくすると鬼のように難しくなります。
シンプルはともかく、アドベンチャーの[VERY HARD]は
任天堂ゲーム史上最高級の難易度かもしれません。
広い層が遊ぶスマブラなので、緩急をとても激しくしております。
好みにあわせて、おためしあれ。